30秒サマリー
内閣府は10月7日、2026年8月分の景気動向指数速報を公表しました。生産や雇用など10指標を合成する一致指数は前月比で低下しましたが、移動平均などに基づく基調判断は「改善」のままです。単月の下落と、複数月の傾向を分けて示した統計公表です。
今日の重要ファクト
1. 8月分景気動向指数の速報
統計公表
内閣府経済社会総合研究所は2026年10月7日、景気動向指数(令和8年8月分速報)の結果概要を公表しました。2020年を100とするCIは、先行指数118.0、一致指数118.7、遅行指数112.1です。一致指数は前月から1.9ポイント低下し、6か月ぶりの低下となりました。
何が決まったのか
これは制度の決定や法令の公布ではなく、景気の動きを測る月次統計の速報公表です。内閣府は一致指数の基調判断を「改善」とし、据え置きました。3か月後方移動平均は前月比0.13ポイント、7か月後方移動平均は同0.10ポイントの上昇で、判断には単月の変動だけでなく移動平均を用いると説明しています。
暮らし・仕事との接点
一致指数は生産・雇用など10の指標を合成するもので、個々の家計、企業、地域の状況を直接表す数値ではありません。今回の速報値は10月2日までに公表された数値を基に算出され、先行指数とDIは遡及改訂を含みます。景気の変化を確認する際は、単月の指数と内閣府の基調判断を同じものとして扱わず、後続の改訂値も確認する必要があります。
原資料: 景気動向指数(令和8年8月分速報)の結果概要 — 内閣府経済社会総合研究所、2026年10月7日公表
参照元
- 統計表一覧:景気動向指数 結果 — 内閣府経済社会総合研究所、2026年10月7日更新。8月分速報と関連系列を掲載。
- 景気動向指数(令和8年8月分速報)の結果概要 — 内閣府経済社会総合研究所、2026年10月7日公表。指数値、前月差、基調判断、算出時点を掲載。